捻挫とは?

捻挫とは、骨折を伴わない関節包や靱帯(関節周辺のやわらかい組織)の損傷で、関節の通常の動く範囲を超えて動きが強制されて生じます。

捻挫の中でも発生頻度が高いのが足関節の靭帯損傷(足関節捻挫)です。

早期復帰するためには、固定と湿布だけで経過観察するのではなく、積極的な専門治療と運動療法が必要です。

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症状

足関節(足くび)周辺の痛み、腫れ、皮下出血(内出血)が生じます。足関節の靭帯損傷では、足首を内側に捻って発生する外側の靭帯損傷が多く、その場合は外側のくるぶし周辺に症状が強く現れます。皮下出血は受傷数日後に出現することもあり、足指の付け根あたりにも出現することがあります。

また、骨の損傷(裂離骨折や関節軟骨損傷)を伴う例もあります。その疑いがある場合、浜見山接骨院では超音波画像観察装置で確認し、必要に応じてレントゲン検査を医療機関に依頼します。


足関節靭帯損傷の好発部位


右足例


足関節捻挫(靭帯損傷)の主な損傷靱帯

外側靭帯損傷  : ① 前距腓靭帯  ② 後距腓靭帯  ③ 踵腓靭帯

遠位脛腓靭帯損傷: ④ 前脛腓靭帯  ⑤ 後脛腓靭帯

二分靭帯損傷  : ⑥ 二分靭帯

内側靭帯損傷  : ⑦ 三角靱帯   

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療法 ― 傷ついた靱帯の早期修復を図るためにとても大切です(湿布を貼って様子を見るのではなく)  

損傷直後で痛みが強い場合には冷却(アイシング)を行います。しかし、冷却(アイシング)は損傷部位の再生(回復)を遅らせる要因にもなりますので、患者さんの状態により判断いたします。

電気療法(痛みを和らげる・筋肉の緊張を緩めるなどを目的とした)を行います。手技療法として、当院オリジナル軟膏(症状や気候などによりブレンド・使い分け)によるマッサージを行います。

損傷靱帯の早期修復と関節可動域(動く範囲)の改善を図るために超音波療法、ショックマスター(拡散型圧力波療法)、ラジオ波、酸素カプセルもご希望により使用します。

ショックマスター(拡散型圧力波療法)

ショックマスター(拡散型圧力波療法)は、関節の動きの改善に使用します。

また、靱帯・腱・筋・筋膜の痛みやコリ・張りなどの改善にも使用します。

ラジオ波

ラジオ波は筋肉や関節の柔軟性・可動域の改善を行う温熱療法です。

固定療法と運動療法

固定療法は、重症度や回復経過に応じて、いろいろな固定方法があります。

a:包帯固定

b:包帯固定 + 圧迫パッド

c:包帯固定 + 圧迫パッド + 薄いプラスチックギプス

d:包帯固定 + 圧迫パッド + 薄いプラスチックギプス + シーネ(軽量金属副木)

この他に仕事やスポーツなどによりサポーター、テーピング、インソールなども使用します。

必要に応じて、松葉杖やステッキ、固定材を装着したままで履ける簡易シューズを貸し出しいたします。

運動療法は、機能低下した関節の回復と再発予防のために行います。

その内容は下記のとおりです。

① 筋肉(関節)の動かし方・使い方の訓練

② 関節可動域(動く範囲)の訓練

③ バランス(素早い反応で動きを制御)の訓練

④ 筋力アップの訓練


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「おかしいな」と異変をお感じなら早めにご相談ください

浜見山接骨院のこだわり

アスリートへの施術実績が多い接骨院ならではの充実メニュー

定期的な運動によって体の特定の部位に過度の負担が蓄積し、正しい処置がなされないまま時間が経って痛みやパフォーマンスの低下、動作の制限などが起こることをスポーツ障害と呼びます。例えば、「単なる筋肉痛だから大丈夫」「試合が近いから休めない」「日常生活は問題ないから」といった考えで我慢した結果として、徐々にスポーツでの成績が下がったり、別の箇所が痛み初めて暮らしにも支障をきたしたりといったケースをよく耳にします。

疲労骨折、野球肘、テニス肘、半月板損傷、足首の捻挫など、ケガや不調の種類と原因、人体の構造や機能、各競技に特有の動作や姿勢などに精通した接骨院として、一人ひとりに合わせた改善プランや予防策をご提案します。そのほかにも、日常生活におけるケガ、自律神経症状、交通事故などもご相談いただけます。

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